「次世代創造劇場」概要    
代表 木田博貴
設立 2008年8月
活動目的 演劇を通じ、「夢」や「希望」に満ち溢れた青少年を育成する。
会員数 20名(2009年3月現在)
活動 ・毎月一回演劇ワークショップ開催
・年一回青少年有志による演劇公演の開催
・地域ボランティア活動への参加         ...等


主宰 挨拶
次世代創造劇場 代表 木田 博貴
 この度私共は、2007年に(社)焼津青年会議所「焼津JC 少子化に挑む」事業内で企画し、2007年9月島田公演、2008年2月静岡公演の二公演にて延べ800人以上の観客を動員した演劇「ハートフル」に携わった方を中心に、演劇を通じ青少年に「大切な何か」を気付いてもらいたいという思いからこの「次世代創造劇場」を発足しました。
 何故、青少年育成と演劇が結びつくかと言うと、演劇では演じる人物(役)、共に演劇を創る仲間、そして観て下さるお客さん等、他人の事を考える事が大切になってきます。他人の意見に耳を傾け、受け入れ、そして自分の意見を相手に伝える。演劇を創る中でこれらが自然に身につくようになります。これが現在低下していると言われている若者のコミュニケーション能力の向上に繋がると考えています。
 また、演劇では一人に一つの役が必ず与えられます。つまり一人でも欠けてしまえばその演劇は出来なくなってしまいます。相手に必要とされている事、そして相手を必要とする事によって、日常生活では「自分一人頑張らなくたって何とかなる」と思っているような子も、責任感や自己価値、自分の居場所を見出せるかも知れません。
 そして何より私が演劇をやることで、青少年に知って貰えると思う事は、「頑張れば何でも出来る」という事。一つの演劇を創り上げた時、何物にも代えがたい達成感を得られる事でしょう。「自分達でもやれば出来る」事に気付かせてあげる事で、次世代を担う青少年達が「夢」や「希望」に満ち溢れた充実な人生を送れる様、少しでも手助けが出来たらと思っています。
静岡県産業部就業支援局 調整主幹 増田 吉則 (前静岡県企画部調整室(少子化対策担当))
 2008年2月の「家族・地域のきずなフォーラム静岡大会」(主催:静岡県、内閣府)での「ハートフル」公演を演出した木田氏に、初めて出会ったのは昨年11月のことだ。まだ、1年にも満たない付き合いではあるが、出演者集めのために志太榛原地区の高校を一緒に回り、出演者が揃った12月から約2ヶ月間、ほぼ毎週末の練習に立会う中で、木田氏の人となりを知り、演劇に懸ける熱い思いを感じた。
 「演劇をやることは他人と正面から向き合うこと」と木田氏は言う。今の若者だけでなく、今の日本人に欠けていることではないだろうか。まだ20歳代の若者であるが、彼の素晴らしさは、高校生をまとめ上げた2度の「ハートフル」公演で見事に実証されている。
 それがどんなに素晴らしかったかは、ハートフルを御覧になった方には説明は不要だろう。未見の方は、DVDがあるので、ぜひ御覧いただきたい。
そんな木田氏であるから、今回、劇団Z・Aの活動とは別に、演劇を通して青少年の健全育成に役立ちたい、そして、演劇の素晴らしさをもっと多くの人に知ってもらいたいという思いから「次世代創造劇場」を立ち上げるという話は、意外でもなんでもなかった。
 そんな彼の新しい挑戦を心から応援したいと思う。
株式会社トマル水産 専務取締役 大石 智之  (2007年度 (社)焼津青年会議所 第37代理事長)
 2007年焼津JCの事業として制作上演された「ハートフル」。そこに参加した中高生の成長には目を見張るものがありました。演技力の向上だけではなく、自分の役回りに対する責任感、仲間への思いやりの心、そして自身の能力が少しづつ開拓されていくことへの自信。それら全てが人を感動させたのでしょう。その立役者、木田博貴君は何よりも演劇を愛する男。情熱あふれる指導に将来の社会のリーダーたる人材育成を期待します。
タイセーサッシ工業(株)専務取締役 大石 剛士 (2007年度 (社)焼津青年会議所 少子化対策委員会 委員長)
 一昨年の秋、「ハートフル」を企画するにあたり探し求めていた宝石に出会いました。
 その宝石は、今の社会に疑問を抱き常に自問自答していました。
 そして、自身の思いを演劇を通じて多くの人たちに投げかけることを使命とし、周囲までも輝かせていました。その宝石こそが木田博貴君です。
 彼の中にある演劇魂は次世代を担う健全な青少年育成に必ずや貢献できることと確信しています。



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